【7″】エミー・ジャクソンとスマッシュメン　涙の太陽 (A面)

盤B　ジャケットB
CBS/日本コロムビア　LL-742-JC

1965年発売。湯川れい子女史がラジオ関東でDJを担当していた番組「ゴールデン・ヒット・パレード」のAD深津エミさんが歌が上手かった為、同番組プロデューサー大谷亘氏の仕掛けでイギリス人と日本人とのハーフ歌手"エミー・ジャクソン"という設定で売り出されたデビュー・シングル。ところが記者会見で質問にうっかり日本語で答えてしまい日本育ちであることがバレたり、CBSコロムビアレーベルの「洋楽」扱いでリリースしたものの、制作陣も帰国子女で英語が堪能だった湯川れい子による作詞と同じくアメリカのカレッジでジャズを学んで帰ってきた中島安敏の作曲という完全なる日本チームによる和製POPSだった、ということがバレにバレ、そのことが話題を呼んで逆に大ヒットしたという一枚。
とはいえ、覚えやすいメロディーにサウンドは当時流行のサーフ・ロック仕立てなうえ"Take me"をわざわざ「タイク・ミー」とコックニー（ロンドン訛り）で発音させる等、本格的に洋楽に迫った力作であり、よいものはよいということを後年のカバーの多さ（安西マリア、田中美奈子、サンディー＆ザ・サンセッツ等）が証明してくれています。この機会にぜひオリジナル版“涙の太陽”をどうぞ。

【コンディション説明】
Ｓ ： 新品同様
Ａ ： 美品
Ｂ＋：
Ｂ ： 普通の中古品(軽い傷やスレ、破れ、折れ、汚れ)
Ｂ－：
Ｃ ： 全体的に傷やスレ、シミ、破れ、折れ、汚れがある
Ｄ ： 大きな傷やスレ、シミ、破れ、書き込み