【7″】はしだのりひことクライマックス　花嫁 / この道

盤Ｂ+　ジャケットＢ
東芝/EXPRESS　　EP-1274

’72年発売。A面「花嫁」は元フォーククルセイダーズ、はしだのりひこ率いるグループの特大ヒットナンバーで女性ヴォーカル藤沢ミエをフィーチャーしたハッピーPOPS。あまりにも売れたので今や懐メロコンピで散々聴かれ、カラオケで歌われたりと、ともすればチェリッシュ「てんとう虫のサンバ」並みにティピカルな70年代フォークのイメージを持たれやすい曲なのですが、あらためてそのサウンドを聴いてみると重厚でとくにベースが結構自由に動きまわるのであれ？と思い録音参加メンツを見る（写真ご参照）と猪俣猛（Dr.）や鈴木淳（Bass）のリズム隊に杉本喜代志や水谷公生のギター、と当代きってのジャズメンが名を連ねており激しく納得した次第であります。大ヒットして懐メロソングだからと馬鹿にしてはいけませんね。B面「この道」はリーダーはしだのりひこがソロを取る郷愁フォーク歌謡。ですが、やはりこの曲もA面同様、リズム隊やホーンアレンジ等、音がかなり分厚いです。全然フォーク畑の音じゃないですよコレ。60～70年代の米西海岸におけるシンガーとレッキングクルー（セッションメン）による制作現場的な想像が楽しめる一枚となっております。

【コンディション説明】
Ｓ ： 新品同様
Ａ ： 美品
Ｂ＋：
Ｂ ： 普通の中古品(軽い傷やスレ、破れ、折れ、汚れ)
Ｂ－：
Ｃ ： 全体的に傷やスレ、シミ、破れ、折れ、汚れがある
Ｄ ： 大きな傷やスレ、シミ、破れ、書き込み